今日はアラスカ最終日。レンタカーは最悪10時頃返しても間に合う。フライト自体は夜中の12時45分発。ただし、ユナイテッドなんで、荷物チェックに時間がかかるので、最悪9時を目安に行動しようと思った。と、なると9時出発で、往復6時間くらいなら余裕で観光できるので、候補として考えてたのが
1:タルキートナ(往復4時間)まで行き、セスナフライト
2:キーナイ半島を片道3時間ほどドライブして、折り返してのんびり帰る
3:ウオッカを買い、アンカレッジ近郊かデナリ方面へ走った時にみたツンドラのブッシュのようなところでベリーを摘み、果実酒をつくる(ベリーはそのままでは日本持ち込み不可。お酒につけたならいけるかな?と)
この3つ。どれも捨てがたいけど、1は今日の天候は曇りなので、不確定だからあんまり乗り気になれない。3も楽しそうだけど、酒飲みじゃない私には作っても飲まないと思うとちと悲しい。うーん、やっぱり2のキーナイか。
さてよっちゃんはバスとれたのかな?と思って聞いてみたら、「やっぱりとれない」とのこと。よっしゃ、送ってあげますかってことで無謀にもアンカレッジ〜ホーマーを往復することにした。私も飛行場ですぐ荷物を下ろせるように、よっちゃんもパッキングを済まして貰って、9時40分アンカレッジ発。ターナゲン湾などは昨日みたのでとまれへんでえ〜といいながら、ガンガン追い抜きしてひたすら走るのみ。それでも景色は素晴らしく、運転してても楽しかった。行きは最高速度135キロとかでガンガン走ってるからエンジンを休めるために少しだけ休憩をしつつも、のんびり出来ないため、帰りの撮影ポイントをチェックしながらハイウエイの分岐にさしかかった。アンカレッジから進んできた場合右手に小さくホーマー方面への分岐がある(「ホーマーは右」の標識の次、「1」の看板が目印。めっちゃ小さいから減速して慎重に!)。そして予想通り見過ごしてしまった。仕方ないので方向転換して戻り無事にスターリングハイウエイに入れた。
途中で給油の為ガソリンスタンドに寄った。キーナイ湖のそばの「SUNRISE INN」というところ。ここで給油のお金を払っているときに「パンケーキ」と書いてる朝食メニューをみてめちゃ食欲が湧いてきた。なっちゃんに「パンケーキってどうよ?」ともちかけて「いいっすね〜」と合意を得たので、ここでお昼にすることにした。でも残念ながら、朝食メニューは終わっていたので、ハンバーガーを食べることになった。あんまりいい思い出がないハンバーガ。多分まずいやろってことで2人でシェアすることにした。
ところが、来たハンバーガーは「うーんこれが本当のハンバーガーだったのか?」と目から鱗の激うまハンバーガー。今までで一番美味しかったのだ。ポテトフライも、皮付きで香ばしくて手作りっぽくて美味しい♪いっちゃんはじめにコレを食べていたらなんか印象かわったのになあ。ちなみにキーナイ半島は釣り人の聖地。ここのレストランにも釣り人がいっぱいいました。
美味しいハンバーガーで満足したあとはキーナイ川の渓谷を楽しみながらドライブ♪この辺はちょっとだけカーブが多くて、クルーズが使えない!!道幅も若干狭いかも。日本の田舎の細道ほどではないですけど。カーブ苦手な人は休憩しながらのんびり行くことをお勧めします。(それでもマタヌスカ渓谷の道に比べたら余裕!だけど)カーブが終わったら、直線のアップダウンがはじまります。もうこのへんはクルーズを時速100〜110キロくらいにセットしてタバコ吸いながらのんびり運転してるとめっちゃ気持ちいいです。道の脇には白樺並木。こっちは少しあたたかいようで、紅葉はあまり綺麗ではありませんでした。
スターリングの小さな町を通過したら雲が下の部分が直線になってて「ああ、海の近くにきたな〜」と実感。その次はソルドトナ。ここはキーナイの町への分岐もあるため比較的大きな町で、セーフウエイなどの大型スーパーもあったような・・?ソルドトナまできたら5分の3くらいは通過したってことかな?そして走っているとだんだん右手に対岸の山が見えてくる。みんな雪をかぶっていてすごく綺麗。ゆっくり観察したいのはやまやまですが、涙を呑んで通過。
途中の多分Ninilchikの町が見えるところで休憩した。川がみえて、釣り人も姿もちらほら。ハッピーバレー通過。二人で「幸せになれますように」なんてお願いしたり(笑)次の町、アンカーポイントを超え、ホーマーの町へさしかかるときに・・・・・
ホーマーの町へ入るときに、坂道になっていて、それを下って降りていくのですが、その時の山の見える感じが素晴らしいんです。キーナイ山脈の山々、氷河を一望にできて、「世界は俺のモノ」気分になれます。この風景を見れたんで「無理してホーマーへ来て本当に良かった」と思いました。
ホーマーへついたのは2時半。なっちゃんがバスや宿の手配をできたのを確認して、3時にアンカレッジへむけて戻りはじめる。坂の上でちょっとだけ写真を撮り(イマイチきれいに写ってないんだけど)あとはのんびりクルーズをセットして車任せドライブ。実はさすがに膝・左腕・左肩が痛くなってきたのだ。ちょっと炎症起こす前だったので、ラベンダーオイルを薄めて痛い場所に塗った。ただーし、鎮静作用があるため、眠くなってしまうので、薄荷の飴をなめながら進む。
車はどんどんアンカレッジに近づいていく。途中ソルドトナの町で給油&スタバ瓶コーヒー休憩。このコーヒーを買うのも最後かと思うと悲しい。本当にこのままもう少し放浪の旅を続けていたい。
やっぱり来年もこようかな〜?なんて考えながら車を走らせる。BGMはオザケンの「LIFE」。ちょうど10年ほど前のアルバム。この10年の間、インドから始まり、スリランカ・マレーシア・シンガポール・モルジブ・タイ・中国・韓国・台湾・ベトナム・カンボジア・トルコ・エジプトと13カ国を旅することができた。今回のアメリカで14カ国目。やっぱり大変だけど海外旅行が好きなんですね。女性の人生の中で、一番海外に行けるチャンスの多い20代を、こうしていろんなとこに行くことができて良かったなあとしみじみ。多分30代も結婚しないなら(悲)同じペースで行き続ける事になるとは思うのですが。
キーナイレイク付近でパトカーが止まってる。「なんや?」と思ったら大きいミキサー車が思いっきり転倒してた。はじめて発煙筒らしきものが燃えてるのを見たのですが、なんか段ボールの筒みたいなシロモノで、しょぼくて笑ってしまった。
ここでは水上飛行機の着陸シーンを写真に撮ったりしてちょっと休憩。横に発煙筒が燃えてるというのに・・・(笑)
そのあと、少し走ったら綺麗なクリークが見えたので車を止めて、歩いて写真を撮りに行く。川へは崖になっていたので、崖の上から慎重に写真を撮っていたんだけど、川の中州で大きな魚が死んでいた。シャケが産卵のために死んだか、熊に食べられたか・・・外傷がなかったので産卵のためだろう。川の水はとても澄んでいて、キーナイ半島にきてやっと澄んだ川を見ることができた。私の想像してたアラスカの川に出会えて嬉しい。やっぱり次行くならデナリ&キーナイ半島で釣り、氷河観光はポテージ氷河でキマリやなと、また脳内想像物語はふくらんでいきます。来年の同時期に行きたいので、皆さん行きたい人は声をかけてください(笑)
アンカレッジへ向かう車線沿いに湖が見えてきます。ここで写真休憩。ヤナギランの綿毛が逆光で光って本当に綺麗だった。そしてターナゲンパスあたりで雨が降ってきたのでちょっと減速。道路は非常にいいコンディションなのですが、転倒したミキサー車をみると慎重になってしまいます。雲の合間に、ターナゲン湾に光が差し込み、とても神秘的な光のドラマを見ながらガードウッド付近まできてしまった。
あとフィルムが3枚ほど余っているので夕日の写真をとりたいなって思っていたのですが、後の車があおるのでなかなか車を停車できない。「ひえーん」とおもいつつ、ポッター沼に入る手前で無事に車を停車することができた。ここで荷物をもう一度整理して、夕日の具合をみながら残りのフィルムを撮影。ポジ写真集にのせるつもりですが、なかなかいい絵が撮れました。
あとは空港近くのガソリンスタンドで給油して車を返すだけなのですが、空港に向かう道沿いにはなかなかスタンドがなくて、結局空港を一周して、初日に半狂乱で飛び込んだコンビニのあるTESROのスタンドで給油。給油を終え、トイレを借りた時に、初日に私をたすけてくれたおねえちゃんが休憩していて、声をかけてくれた。
たのしかった?と聞かれて「うん、めっちゃ楽しかった!」と答える。
またくる?と聞かれ「うん、多分」と答えると、「多分じゃなくて絶対でしょ?」と彼女はいい、握手を求めてくれた。嬉しくて、ありがたくて半泣きになりながら握手してウルウルになったまま空港へむかう。
「左手はレンタカーリターン」の標識を頼りにレンタカーを返却した。大きな駐車場に各レンタカー会社の標識があり、そこに止める。車をロックして、最後に何キロ走ったかをチェック。なんと2,464キロ。ほぼ2500キロです。自分でも「私ってすごい!」とビックリした。女性一人旅で不安でいっぱいだったが、アラスカの大地に飛び出してきてよかったな。みんなすっごく親切だし、自然は雄大だし・・・アラスカの風景は、私の大好きな人すべてに見せてあげたいと思うくらい素晴らしかった。一緒に走った、スズキアエリオちゃんもありがとう。
最後に穴があいたのを日本で応急処置して持ってきたドライブ用の靴を捨てた。さみしいけど、めっちゃ穴が広がって、修繕不可能だったので。靴の写真を撮り、レンタカーのキーを返して、チェックイン。
なんか、カラカラ付きの荷物の重さが40って表示されてるけどキロなんだろうか?ポンドだよね?日本では空港で計った時はカラカラの分だけで21キロだったしね。リュックは預けたかったけど、おそらく重量オーバーになるので断念。空港のデリにてホットドッグを食べて、飛行機に乗り、シアトルへ。そうそう、月の横に火星が並んでいました♪写真は撮ったけど、もれなく失敗でした。ここではスタバでカフェラテを飲み、なんだか「シアトルでカフェラテ飲んだ」事実に満足♪サンフランシスコでは4時間ほど乗り継ぎ時間があったけど、ゲートでイスを3つ占領して横になって爆睡。起きたら人がうじゃうじゃいて恥ずかしかった。
関空についたら妹とおかんがトレ子ちゃんでむかえにきてくれた。やっぱり車庫の高い車は見やすいな♪そのままカメラ屋に寄って、写真を現像に出して帰宅。
カエルグッズのおかげで無事故、無違反で帰って来れました。何事もなく帰国できるように・・・と思っていてくれたみなさま、ありがとうございました。
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