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「岡山ブルーライン」は岡山県備前市と岡山市内を結ぶ一般県道です。昭和49年、交通飽和状態に陥りつつあった国道2号線のバイパス的機能を担わせるべく「東備西播開発有料道路」として建設され、建設から30年を経た平成16年4月に無料化されました。 |
開通後は関西方面と中国・四国・九州方面を結ぶ大動脈として機能し、一般車のみならず、長距離トラックや高速バスがひっきりなしに走っていました。増大する交通量とともに、特に80年代には重大な交通死亡事故が頻発。開通当初は「岡山ブルーハイウェイ」という愛称で親しまれていたのですが、「ハイウェイ」という表現が誤解を生むのだとされ、ある日突然「岡山ブルーライン」という愛称に変更されたという経緯があります。
信号のない全線片側1車線の道路で、途中7つのランプで他の主要道路に接続しています。備前市の蕃山ICから鶴海ICに至る水辺の高速ワインディング、邑久ICに至る山岳ワインディング、君津ICに至る平野部を低い高架で突っ走るストレートと大きく3つの区間に大別できます。
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実際に蕃山ICから君津ICまでを実況してみましょう。蕃山ICを出たブルーラインは緩やかなカーブを描きながら川沿いの快走路を進みます。ほどなく備前IC。ここでは国道250号線と接続し、日生町や備前市街に出ることができます。備前ICを過ぎ、緩やかな坂を登りきると、突如として視界が開けます。片上湾をまたぐ「片上大橋」に差し掛かりました。たった数分で通り抜けてしまいますが、ここからの眺めは絶品です。 ←片上大橋。両サイドにきれいな海。まるで空を飛んでいるかのような錯覚を覚える。 |
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片上大橋を過ぎるとすぐに、鶴海ICがあります。ここを過ぎると道は山岳ワインディングに突入。前に引っかかる車がなければ、思う存分走りを楽しめます。 ほどなく道の駅「黒井山グリーンパーク」に到着。昔はちょっとした遊園地のようで、連休ともなると家族連れが大挙して押しかけていましたが、今は遊具類も撤去され、地元の特産品を扱う売店が2ヶ所とレストランが1ヶ所あるのみです。 ←黒井山グリーンパークの物産販売所。昔から全く変わらぬ佇まい。 |
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黒井山の名物は「パン菓子」。大阪では「ポン菓子」と呼ぶ米菓です。大きな袋にたっぷり入って500円也。以前はもっと量が多かったように思うのですが、これでも十分な量。当面おやつには困りません。その他、新鮮な魚介類や野菜・果物類もなかなかのおすすめです。 ←黒井山名物「パン菓子」。タイミングがよければ実演販売に出会える。この日は結構売れていた。 |
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「黒井山」を過ぎると虫明IC。そこを過ぎると道はさらに山間部へと分け入り、大きなアップダウンを伴うワインディングになります。この区間は重大事故多発区間。くれぐれも無理な追い越し、スピードの出しすぎにはご注意ください。 ←大きなアップダウンを伴う快走路。思わずアクセルを開けたくなるが、制限速度は60キロ。 |
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15分ほど走ると、2つ目の道の駅「一本松展望園」に到着します。ここからは天気が良ければ瀬戸内海を一望。どこか日本離れした風景は一見の価値ありです。また、園内には「ミニSL広場」があり、小さなSLが客車を引っ張ってコトコト走っています。 ←一本松展望園付近のワインディング。このあたりは右へ左へ高速コーナーが連続する。 |
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「一本松」を出てしばらく走ると、道は岡山平野へと下ります。ほどなく邑久IC。ここからは「日本のエーゲ海」こと牛窓町や、画家・竹久夢二の生家等へアクセスできます。ここから西大寺ICを経て終点・君津ICまでのルートは、中途半端な高さの高架橋でほぼ一直線に岡山平野を突っ走ります。天気のいい日には道の行く末にかげろうが揺らめきます。本州ではめったとお目にかからない光景です。 ←岡山平野を一直線に突っ走る(邑久IC〜西大寺IC間) |
岡山県南東部と中心部を結ぶ無料のバイパスでもあり、比較的交通量も少なく、きれいな景色も楽しめる・・・。いいことずくめの「岡山ブルーライン」。山陽方面のツーリングにはぜひともおすすめしたいルートです。
快走度 ★★★★★ ワインディング ★★★★★ のんびり度 ★★★
難易度 ★★ 交通量 ★★★
おすすめ度 ★★★★★
※快走度、ワインディング、のんびり度、おすすめ度は星の数が多いほどポイントが高く、難易度は星の数が多いほど上級者向き、交通量は星の数が多いほど交通量大となります。