ムラ★キッチン


 (右からオーナーシェフのムラさん、おばさん、ムラさんのお友達。チラシと生写真見比べてみてください!)



2004年1月中旬のお昼前、Mr.Tは大阪のミナミの東西のメインストリート、千日前通を西から東へ向かってテクテクと歩いていました。時間的にもお腹がすいており、気分的にもカレーが食べたかったMr.Tが、道端で中近東系のおじさんから受け取った1枚のチラシ。そこには「カレー」という文字が・・・。「何というタイミング!昼食はここで決まりやね」と喜び勇んで向かったそのお店の名は「ムラ★キッチン」、千日前通から1本南の筋の、黒門市場の東側の出口から100メートルほど東に行ったところにあるあまり目立たないお店です。
 
 Mr.Tがそろりと店のドアを開けると、厨房に愛想のよいおばさんが一人。とりあえずカウンターに腰掛け、「Aランチ」を注文。すると、おばさんが携帯電話を取り出して、どこかに電話を掛けはじめるではありませんか。「ん?これはヤバイとこへ来たんちゃうか?」と思いながら数分経過。店のドアが開いて1人の男性が店内へ・・・。何のことはない、さっき道端でMr.Tにチラシをくれた中近東系のおじさんではありませんか。おじさんはここのオーナーシェフだったのです。

 さて、注文した「Aランチ」、取っ掛かりはサラダ、香辛料がたっぷりときいた独特のドレッシングがかかっています。続いてスープ、ジャガイモをベースに、これも香辛料をたっぷりと使用しているのでしょう。「スパイシーでコクがある」、そんな表現がピッタリです。そしてメインディッシュのカレー、ご飯とおじさんが目の前で焼いてくれたナンにカレーが2種類。この日はジャガイモカレーとマトンカレー、初めはパクパク食べられるのですが、40種類以上のスパイスを使っているとのことで、しばらくした後「口から火」。でも、とても美味です。仕上げはチャイ。さすが本場仕立て、これもまた大変美味です。

 その他メニューは、「Aランチ」にカレーがもう1種類とタンドリーチキンがつく「Bランチ」、1日5食限定の「Cランチ」(カレーうどんらしい)、「日替わりランチ」「1コインランチ」等があります。後日「Bランチ」も食しましたが、タンドリーチキンはほっぺたが落ちそうなほど美味でした。夜間はディナーもやっています。

 このお店の魅力は、料理はもちろんのこと、オーナーシェフのムラさんとおばさんの人柄です。気さくでおしゃべり好きで、初めて伺ったときも、料理をいただきながら、いろんな話に花が咲きました。とにかくアットホームな雰囲気で、「また来たい」と思わせるオーラを発しています。ちなみに「ムラ★キッチン」「ムラ」とはオーナーシェフのニックネーム(本名=ムハマド・ラシード。略してムラ)から来ているそうです。

 夜訪問すると、窓際のテーブル席に置かれた摩訶不思議なランプに灯がともされています。これはムラさんの母国・パキスタンでとれる岩塩で作った「ソルトクリスタルランプ」だそうで、ムラ★キッチンでも販売されています。英語で書かれた説明書を読むと、マイナスイオンを大量に放出するのだとか。真偽の程は定かではありませんが、ボーっと光るランプを眺めているだけで、何やらホッとした気分になるのは確かです。ムラさん直輸入ゆえ大バーゲン価格!お土産にお一ついかがでしょうか?

←ソルトクリスタルランプ。原型そのままのもの、卵形のもの、球形のもの等々1つ1つ形が違います。
 また、先述した「ドレッシング」はお持ち帰りも可能です。一度口にしたらやみつきになる、なんとも味わい深いこのドレッシング。サラダだけでなく、お魚等々にかけてもおいしいとのこと。一瓶530円也。ビンはリターナブルになっており、次回持って行くと、ドレッシングが100円引きになります。

←ムラさん特製パキスタンドレッシング。大ブレイクの日もそう遠くはないか?



 なんばの中心部からは少し東へ離れますが、千日前のビックカメラから徒歩10分程の距離です。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。


(データ)

  大阪市中央区日本橋1−25−23 アミスタユウビル2F рO6−4396−2201
  営業時間 昼11:30〜15:00 夜17:00〜23:00

※2005年春、残念ながら閉店されました。またいつの日か、元気に再開されることを祈っています。