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どの世界でもそうですが、その世界でしか通用しない用語があります。羽根物界も例外ではありません。代表的なものを列記しますのでお役立てください。
| 用 語 | 解 説 |
| 役物 | いわば羽根物の顔。セル盤の中央にどっかと腰をすえ、左右に羽根をつけて、中に玉を呼び込むようになっている。中にはキャラクターがいたり、回転体があったりして玉を弄ぶ。その際の玉の動きがドラマを呼ぶ。「役」と略して呼ぶ場合もある。 |
| Vゾーン | 羽根物にはなくてはならない存在。ここに玉が入ると役物が大当たり動作を始める。また、ラウンドを継続させるためにもここに玉を入れる必要がある。玉は重力にしたがって下へ流れるため、普通は役物の下の方についているが、最近の機種は役物の奥や天井についているものもある。ここに玉が入る瞬間が最高にアツイ!その一瞬のために羽根物を打っていると言っても過言ではない。 |
| ゲージ | パチンコ台に打たれている釘のこと。平均1台あたり200本の釘が打たれている。役物の上に5〜6本の「天釘」、天釘から左右下の方に並べて打たれている「山釘」、1チャッカー周辺の「ハカマ釘」等々、基本的な構成は全ての羽根物に共通しているが、メーカー、機種によって若干の違いがある。ゲージをいかに読むかが羽根物で勝利を勝ち取る基本。 |
| チャッカー | 役物の羽根を開かせるためにはここに玉を通す必要がある。通常役物の下の方にあり、左右に1チャッカー(羽根が1回開く)、真ん中に2チャッカー(羽根が2回開く)がある。1チャッカーを「オトシ」、2チャッカーを「ヘソ」と呼ぶこともある。多くの機種は、2チャッカーに玉が入ると役物の動きが変化してV入賞率が上がるようになっているため、ホールでは釘をしめていることが多い。 |
| 風車 | 役物の左右と、1チャッカーへ向かうハカマ釘の上にある回転体。玉が当たるとクルクルッと回り、玉の進む向きを変えてしまう。ゲージはもちろん大事だが、風車も侮れない。基本的にはやや上向きに調整されている台が優良台。 |
| 鳴く | チャッカーに玉が入って役物の羽根が開くこと。チャッカーになかなか玉が入らず、羽根が開かないことを「鳴きが悪い」という。鳴かない台は打つ価値なし。 |
| 寄り | 多くの玉が役物の羽根に拾われる台を「寄りがいい」、羽根に拾われない台を「寄りが悪い」と表現する。総合すると、よく鳴いて寄りがいいのが優良台ということになる。 |
| クソ台 | 打っていても面白味に欠ける機種、相性が悪くてなかなか勝てない機種、鳴かず寄らずの台、以上3通りの解釈がある。なかなかもって奥の深い言葉である。 |
| ストローク | 玉の打ち出しの強さのこと。昔々は1球ずつ手ではじいていたが、今は電動ハンドル。必ずどこかに鳴き、寄りのいいポイントがあるので、羽根物を攻略するためにはミリ単位の調整が必要。 |
| 止め打ち | 大当たり時、ラウンドとラウンドの間には必ずタイムラグが存在する。その間の玉の打ち出しを止めること。ラウンド間もノンベンダラリと玉を打ち続けるのを「オヤジ打ち(もしくはオバハン打ち)」と言う。ちょっとしたことだが、止め打ちとオヤジ打ち・オバハン打ちでは換金時に結構大きな差が出る。役物に回転体を用いているような台で、Vゾーンを狙って玉の打ち出しを調整することも止め打ちと言うが、見つかったら事務所に連れていかれるのであまりおすすめしない。 |
| パンク | 規定ラウンドに到達しないまでに大当たり動作が終了してしまうこと。最近の台はめったとパンクしないが、一昔前の台はパンク多発をウリにしているような台もあった。パンクすると言うことは防止策もあるわけで、そこが腕の見せ所でもある。一般に「パチプロ」と呼ばれているような人々は、パンクしやすい台を好む傾向にあるらしい。 |
| 打ち止め | 「止め打ち」とよく似た表現であるが、全く別物。ホール側があらかじめ設定した出玉数に達すると、強制的に打つのをやめさせられて交換させられること。羽根物は4200発〈換金するとおおむね1万円)に設定されていることが多い。打ち止め後、再度その台を打てるホールと打てないホール双方が存在する。 |
| ノーパンク | 「無制限」とも言う。つまり、打ち止めがないことを指す。「玉出し放題やからエエやんけ」と一般人は考えるようであるが、その分釘がしめられているので、羽根物を打つには辛い。 |
| 寝かせ | 台を設置するときの前後の角度調整のこと。寝かせ次第で玉の流れが変化するので、結構重要なポイントである。ガラス面に100円ライターをくっつけたら寝かせ具合がよくわかる。 |
| ラウンド抽選 | 10年くらい前から、多くの羽根物にこれがつくようになった。大当たり後何ラウンドまで継続するのかをデジタルで抽選するのである。一昔前は、15ラウンドまで継続する確率が低い機種が多かったが、最近は1,5,15の3パターンに振り分ける台が多い。確率は単純に3分の1である。規定ラウンドを過ぎたら必ず終了してしまう機種と、自力で継続していける機種がある。年々ラウンド抽選時の演出が派手になる傾向にあり、最近の機種はデジパチ顔負けの液晶画面を搭載したものが普通である。また、中には昇格機能を搭載したものもある。 |
| ブッコミ | 天釘の左端と、山釘の頂点釘の間を指す単語。羽根物はここを狙って打つのが基本。ただ、台によってクセがあるので、ブッコミ周辺で鳴きと寄りが良いポイントを押さえるのが攻略のポイントである。 |
| 換金率 | パチンコ玉を借りる時は、100円で25球が基本。ちなみに500円で125球、1000円で250球となる。一定の出玉があって、玉を買い取ってもらう時は、賞品に換えるときは借りたときと同様25球で100円の計算となるが、現金に換えるときはそうとは限らない。1球当たりいくらで買い取ってもらえるのかを換金率と呼ぶ。大阪周辺は42球で100円のところが多く、中には30球で100円のところもあるが、四国方面や東京方面では「等価交換」と言って、25球100円のところもある。換金率が高ければ、同じ玉数でも儲けに大きな差が出るが、ホールもバカではないので、その分釘をしめたり、寝かせで出玉を抑制している。羽根物を打つ際は、換金率の高いホールはあまりおすすめできない。 |
| 景品交換所 | ホールでは法律の関係上現金に交換することは出来ないので、プラスチックケースに入った、どう見ても役に立たない栞やメダルや万年筆もどきがレシートと引き換えに渡される。そのどう見ても「役に立たないもの」を買い取ってくれるのが景品交換所である。多くはホールの裏手の薄暗いところにあり、小さな小屋に人間の手が入るくらいの穴が開いている。そして中にはオバチャンがいる。その穴に「役に立たないもの」を入れると、オバチャンがお金に交換してくれるのである。基本的にはホール開店後30分後から閉店まで営業。休憩は15分×3回だけ。オバチャンも結構激務なのである。 |
| ハイエナ | 他人さんが打っていた優良台を後追いして打つこと。打ち止め交換等々で、他人さんが席を立ったらすかさずゲットが基本。ただし、羽根物は打ち手の腕にも左右されるので、他人さんがジャンジャン出していたからといって、ハイエナ者も必ずそうなるとは限らない。 |
| 連チャン | 大当たりが連続すること。羽根物ではあまり使わない用語であるが、一昔前は擬似連チャンといって、大当たり中の最終ラウンド終了直前にチャッカーに玉が入ると続けて大当たりするという機種が複数存在した。 |
| イレギュラー入賞 | 役物に玉が入り、Vゾーンに向かうルートは台によってある程度決まっている。ところが中には予測もしないルートでVゾーンに飛び込むこともある。これをイレギュラー入賞と言う。個人的に過去で一番おいしかったのが、姉御のツボが壊れてて、横っちょから玉がどんどんVゾーンに向かう「お竜さん」。数日後、遊戯禁止になったのは言うまでもない。 |
| シマ | パチンコ台が横一線にズラッと並んでいる一塊のこと。海に浮かぶ島に見立ててこう呼ぶ。羽根物は少数派なので、店の奥の方のシマにあることが多い。余談だが、最近はシマとシマの間の通路を「第○コース」と呼ぶホールもある。 |
| 先頭台 | 各シマの出入り口に一番近い台。客の呼び込みのため、若干釘を甘めにしたりして大当たりしやすくしているというウワサ。 |
| お座り一発 | 台に座って何分もしないうちに大当たりを引き当てること。打ってる本人は快感だが、両隣に座っている者からすれば不愉快極まりない。大概はうらやまし半分の白い目で見られる。 中にはVゾーン入賞後のラウンド抽選を我が事のように覗き込むオッサン、「ニイチャンよぉ出てるなぁ。さっきまで私そこで打っとってんでぇ・・・。」等声を掛けてくるオバハンもいる。お座り一発であろうが、大当たりはその台に座った者が得るべき権利。オッサンオバハンに関係ないのは言うまでもない。 |
| 磁石もん | 役物に磁石つきの回転体等を用いた台のこと。代表的なものは「ファインプレー」「たこやき八ちゃん」「アクアパラダイス」。磁石に玉がくっつかない限りイレギュラーも含めて入賞はなく、V入賞タイミングドンピシャで、「よっしゃ!来たでぇ・・・」と思っても、磁石が玉を拾わず、スカを食らうことがあるので好き嫌いがはっきり分かれる。個人的には好き。 |
| 回転もん | 役物内にルーレットがあり、穴のうちの1つがVゾーンになっているタイプの台のこと。「スタジアムシリーズ」「パーラー星人」「キングスター」「レレレにおまかせ!」が代表的なもの。V直撃打法等、技術介入が効果を発揮するタイプであるが、メーカー側もバカではない。通常時とチャッカー入賞時の回転速度を変化させる等して対策を施している。運・不運に左右される側面も大きく、ある意味ギャンブル性が高い。 |
| 回収台 | 先述の「クソ台」に少し似ているかもしれない。「お金」を回収する台のこと。もう少し詳しく言えば、投資がかさむばっかりで、鳴かず寄らず当たらずの台のことである。羽根物は釘調整によってどうとでもできるので、回収台に成り下がりやすい。羽根物がシマの半分くらいしかないホールや、羽根物コーナーだけ妙に客付きが悪いホールは要注意。回収台化している可能性が非常に高い。 |
| ドツキ | 台をドツく(叩く)こと。ドツくことによって微妙に球筋が変わる。昔は「マジックカーペット」、今は「レレレにおまかせ!」が代表的なドツかれ台。ドツきたくなる気持ちはわからなくもないが、さほど効果もなく、周りに迷惑なだけなのでお止め願いたい。最近のホール、特に「レレレ・・・」のシマには「ドツきセンサー」が設置されていることが多い。ドツくと台の上のランプが光り、スタッフがすっ飛んでくるという具合である。1回ランプが光るとそれだけで出玉没収というホールもある。 10年位前のことであるが、負けた腹いせに台のガラスをドツいて割ってしまい、自分も怪我をしたばかりでなく事務所に呼ばれてこってり絞られた友人がいた。繰り返すが、決して台を叩いてはいけない。 |
| 5&10 | 入賞時の払い出し玉数を数字で表したもの。前の数字はチャッカー入賞時、後ろの数字はそれ以外のチューリップ等への入賞時の払い出し数(前の数字はチャッカーとチューリップ等への入賞時、後ろの数字は役物入賞時の払い出し数という場合もある)である。最近の羽根物はほとんどがこの5&10であり、15ラウンドを完走すると、釘の状態にもよるが、おおむね800〜1100くらいの出玉になる。 昔はオール10、オール13、オール15やら、6&12、7&13等さまざまな組み合わせがあった。ちなみにオール15では約1500、7&13では約1200の出玉があった。昔はよかった・・・。 |