
【うずくまる】
人がしゃがんで体を丸くしている形、つまり蹲っている形から名ずけられた様だ。
長い間高温で焼成されたために耐え切れなくなってぐちゃりとくずれてしまったものが窯から出てきて、こりゃ失敗だとほっておいたら、ある人が見て「なかなかいい」といって取り上げたのが始まりかもしれない。自然にうまいことぐちゃりとつぶれるのはなかなか難しいので、人工的につぶれる形を作ろうとすると「不自然」になりなかなか難しい。
これは、石入り信楽の土に松灰をかけて(紅茶の茶漉しで少しずつ重ねてかけないとずり落ちる)還元焼成したものである。
作陶展の時に壁がさびしいので、首に棕櫚の細縄をまいて幾つかかけておくと雰囲気がよくなる。真鍮製の金具をつけてもよいが意外と高価で1500円もする。