日本桜草



  【日本桜草(1)】
日本桜草は、いわゆるプリムラとはちがう。プリムラは西洋桜草で人によっては軸のひげでかぶれることがあるが、日本桜草はかぶれない。 日本桜草の歴史は古く、江戸時代から続いている種類もあるほどだ。「南京小桜」という銘のものは江戸時代から延々と三百年、今日まで受け継がれているほど古い種類である。
私はかつては、60種類ほど植えていたが、植木鉢がだんだん古くなるとウィルスがはびこるのか、種類を減らしつづけており、現在11種類ぐらいになってしまった。それでも鉢が60鉢くらいあり、植え替えが大変である。
毎年、2月になると植え替えをする、一株についている子株をはさみで一つ一つとり、水洗いをして植えていく作業を2月の厳寒期にするので大変に辛い。
かつては、日本桜草はどこでも生えていたらしいが、昔の人は野生の桜草を交配させて、新種を作成したようだ。 新種の名のつけ方も風流である。「赤蜻蛉」は、花びらが本当に赤とんぼが飛んでいるような形である。新種の名銘時に 目の前を赤とんぼが飛んでいたのかもしれないと想像すると、楽しい。
写真は、左が「漁り火」右が「月の都」である。 現在育てている種類は、薄化粧 戦勝 田子の浦 月の都 南京小桜 花車 福包 赤蜻蛉 北斗星 漁り火 濡れ燕である。